ふくあり

このくそ寒い中千葉まで。
蘇我の駅を降りてやる気のない駅前通りをマックスコーヒーをすすりながら歩くと眼前に広がる大工場群にまるで居候するかのようにぽつねんと佇む競技場がありました。
さてフクアリですが見易さはもちろんこじんまりとしてていいですね。仙台スタジアムのような熱狂が凝縮されたような空間になれるか楽しみです。風通しもいいですし・・・って風通し良過ぎ!後半寒くなって座るのがしんどいので立って見ましたが適度な寒風が観客席の高さにはひたすら吹き続け立ち見にしたのを後悔しました。実際ピッチレベルはそうでもなさそうですが上空には強烈な風が流れていたようで権田君などは意図的に角度のないボールを蹴っていました。
さて東京は村田君が復帰。しんどい試合になるかと思いきやあっさりと中盤を制圧。ただしサイドを押さえてあげたクロスは通らないというどっかで見たような展開に。体の大きさでは清水のほうが大きく最後のラインに来て突破口が見当たらない。一方清水も一度ボールを持つとそこは能力のある選手そろいで12番、20番の子を中心に速攻を仕掛け前半間際には権田君と1対1になる展開も。そこは権田君のファインセーブで何とかしのいで前半終了。
後半立ち上がりは清水に押されかけましたがハーフタイムに投入された中野君が馴染んでくると一気に東京ペースに。外があるなら中があるさとキープとパスを中心に相手を押し込みクリアされても中野君を中心に二次三次と怒涛の攻撃を見せます。が、
押し下げて押し下げまくった挙句最後のラインの所で寸詰まりみたいな感じになって結局間がなかったということかなと今にして思います。
そしてロスタイム寸前FKの折り返しの球がぽてんぽてんと東京のゴールマウスへ。
なんともやりきれない終戦となりました。